アンデルセン公園:子ども美術館ゾーン
ふなばしアンデルセン公園5つのゾーンのうちのひとつ「子ども美術館ゾーン」です。
子ども美術館ゾーンは、主に美術館と8つのアトリエで構成されていて、「ものをつくる」ことがメインになったゾーンです。数々のアトリエで制作体験が出来ますので、小学校などの遠足でも利用されています。わんぱく王国ゾーンの遊具と並んで、かなりの人気のスポットになっています。
建物
主な建物は5つあり、「子ども美術館(パフォーマンスゾーン)」、「食のアトリエ」、「染・織のアトリエ」、「陶芸のアトリエ」、「木のアトリエ」です。
大小5つの建物の中で1番大きなのが子ども美術館です。中はB1F~2Fの3階構造になっています。B1Fがアンデルセンスタジオ、1Fがワークショップと版画のアトリエ、2Fが展示室があります。また、日本庭園のようなものや、芝生の庭もありますので比較的ゆっくりできるスペースになっています。
他の4つの建物はそれぞれのテーマに沿ったアトリエとして、建物の装飾や外観が作られています。
アトリエ
アトリエは殆どが有料で、基本は子供だけが参加できるものですが、中には大人も参加できるものもあります。それぞれのアトリエではそれぞれの特徴がある体験プログラムで様々な物をつくることができます。普段は作らないようなものばかりですので、子どもだけではなく大人も見て楽しむことができます。
子ども美術館ワークショップ室
子ども美術館で一番大きなアトリエです。広々とした明るい空間でキャンドルや石けん、アクセサリーなどいろいろな素材を使った作品作りが体験できます。小さなお子様から大人の方まで幅広く参加していただけるような、やさしく楽しいプログラムです。
子ども美術館1Fのワークショップ室では、季節にそったキャンドルやアクセサリー、たまに石けんなどを作ります。
席数も多く家族でも参加することができるので、手始めにものを作るには良いかもしれません。平日は遠足等の子どもたちが物を作っている姿がよく見られます。
版画のアトリエ
お絵かきやスタンプを押すだけの手軽なカンバッチ、キーホルダー作りをはじめ、本格的なシルクスクリーンなども体験することができます。様々な手法で、世界にひとつだけのオリジナルグッズを作ってみましょう。
子ども美術館1Fの版画のアトリエでは、アクセサリーを作ったり、バッグにスタンプを押したり、シルクスクリーンを使ったりと結構月ごとに違うプログラムになっています。手軽にできるものが多いので、気軽に体験しましょう。
アンデルセンスタジオ
親指姫のお話を聞き、衣装やフェイスペインティングで変身します。そして幻想的な世界で劇をします。五感を研ぎ澄まし、登場人物になりきって、演じてみましょう!小さな役者さん達、集まれ~。
子ども美術館B1Fにあるアンデルセンスタジオのプログラムは、物をつくるというよりも、劇を演じてつくりあげるものになっています。アンデルセンスタジオは土日祝日だけになり、午前と午後の内容も変わります。午前は月ごとの季節にあったプログラム。午後は親指姫の話を演じます。
染のアトリエ
布や革、年間を通して『染める』プログラムを行っています。 子どもから大人まで幅広い年連の方に楽しんでいただけるアトリエを目指しています。 意外な物を染める月もありますよ。
ここで染めた糸を2階にある織のアトリエで使用していたりもします。
染のアトリエと織のアトリエは同じ建物にあり、1Fが染、2Fが織になっています。
染のアトリエでは牛の革を染めたり、シャツを染めたり、何らかのものを染める体験プログラムを開催しています。草花の染料を使うこともあり、大人の人でも見たことがない染めを体験することができます。
織のアトリエ
トントン♪トントン♪自分だけの1枚を織ってみませんか?織りのアトリエでは、1年中「はた織り」をすることができます。
大きさは4しゅるい、カラフルな糸の中から好きな糸を選んでね。
2Fにある織のアトリエでは、はた織り機を使って布を織ることができます。ハンカチのように小さいものから季節によってはマフラーのような大きなものまで織ることができます。
はた織り機を知らない人も多いので、結構面白い体験ができるかもしれませんね。
陶芸のアトリエ
おもに、土を焼いて作るプログラムを紹介しています。みんなのお家のお茶わんも、きっと土からうまれているよ!
こねて、丸めて、くっつけて・・・!できた形は世界にひとつ。焼き上がりが楽しみだネ!
ろくろも体験できま~す
陶芸のアトリエでは、土を練って形を作る体験ができます。それを焼いたものを後日取りに行く形になります。
置物から食器、アクセサリーのようなものまで月替りでメニューが変わります。日曜日午前限定で電動ろくろの体験もできます
木のアトリエ
南ゲートから心地よい自然の中を行くと一番最初にある子ども美術館のアトリエです
目の前には子ども美術館のシンボルのアンコウクレーンがあります。
アトリエ内は、大きな窓が開放的!のびのび工作ができます。木のぬくもりにふれながらアイディアいっぱいに作ってみませんか?
木のアトリエは、主に木や植物を使って立体物を組み立てる体験プログラムになっています。季節の植物を使うこともあり、内容が似ていても材料が変わったりするので、1年の流れを感じられるかもしれませんね。
スポット
大地の広場
広い広場ではキャッチボールや、シートを広げてお弁当を食べたりできます。
中央には、子ども美術館のシンボルのアンコウクレーンがそびえています。
子ども美術館から坂をずっと下りた一番下に大地の広場があり、大きな芝生の広場中心にアンコウクレーンがそびえ立っています。イベントなどでしかアンコウクレーンは使われませんが、アンデルセン公園のシンボルのひとつとして、大きな存在感を放っています。
火の広場
イベント等で焚き火をすることもある火の広場。大きな切り株が置いてあります。木のアトリエと陶芸のアトリエの間ですので待ち合わせ場所にも使えます
石やタイルで作られた少し小さめのスペースです。すこし休憩したりなどゆったりとする時に利用する方が時々みられますね。
水の広場
手や足を洗ったりできる水の広場。作品作りに、染物を洗うこともあります。全体が不思議な形になっています。夏は、お水大好きのちびっ子の隠れ人気スポット
水道があるので、夏場は結構人が集まる広場です。手足を洗うこともできるのであると助かる場所のひとつです。不思議な形のオブジェもあるので、興味がある子どもたちは結構走り回ってるときがあります。
畑
食のアトリエの前に広がる畑では、季節の野菜や染のアトリエで使う藍のほか、 「コットンクラブ」の綿や「さつまいも団」のさつまいもを育てています。みかんやブラックベリーの木もあります。
アトリエで使ったりする材料を畑で育てています。作物が育つ姿を見ることができるので、教育にもよいかもしれませんね。
野外劇場
芝生と石でできた野外劇場。月に1度は人形劇を開催しています。
青空の下で催しをお楽しみください。
石の段で組み上がった野外劇場です。子ども美術館ゾーンの隅っこにあるので、知らない人もいるかもしれません。
オブジェ
アンコウクレーン
アンコウの形をした大きいクレーンです。普段は動いていないので、オブジェと化しています。わんぱく王国ゾーンよりも静かですので、こちらにテントを張る人も時々います。
食事どころ
特になし
ドリンクの自動販売機くらいです。